コンビニがおにぎりや弁当などの発注に関して、

 

天候予報を参考にしている話しを聞いたことがあります。

 

膨大なPOSデータ(売上情報)と天候の相関から、

 

ある程度の売れ筋予測は可能です。

 

これは、履歴データを上手く活用した好例でしょう。

 

また、顧客が商品を選ぶ瞬間に撮影して、

 

その映像データを分析することで、

 

今後の商品開発へ活かすという記事を読んだこともあります。

 

性別、年代、比較した商品、

 

最後に選んだ商品、選択時間・・・などの情報が利用されるようです。

 

ここまで来ると、本当にすごいですね。

 

今では、顧客管理においても、

 

「顧客の購入履歴を活用する」ことが一般的になってきました。

 

と言うか、「履歴は利用しなければならない」と考えます。

 

履歴は事実の集まりなので、

 

それらを元に今後を予測することは充分可能です。

 

そのためには、

 

コンピュータなどの力を借りることが一番でしょう。

 

以前なら、コンピュータのハードおよびソフトは高価なものでしたが、

 

モバイル端末などの台頭により、今は格段に導入しやすくなっています。

 

顧客の残してくれた「貴重なデータ(履歴)を活用する」ことは、

 

どんなビジネスにおいても、非常に重要であることは間違いないです。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。