顧客管理において、

 

「顧客の動きを知る」ことは非常に重要です。

 

例えば、

 

企業が発券した金券類(商品券や割引券など)が、

 

実際どのように利用されているのか?

 

詳しく知りたいですよね。

 

一般的に、発券した金券類の履歴管理を

 

しっかり行っている企業は非常に少ないです。

 

多くの企業は発券したら、それで終わり。

 

本来なら、発券した金券類の流れ、

 

言い換えれば顧客の動きを正確に知ることで、

 

今後の戦略などが立てやすくなります。

 

そこで、金券類に「バーコードを付与する」のです。

 

すると、金券類の履歴を簡単に知ることが可能となります。

 

すでに、顧客管理を行っているのであれば、

 

POSの売上情報と連携させることで、

 

「いつ」「誰が」「どこで」「どれだけ」など把握できます。

 

コンビニのレジでよく見かける、あのスタイルを思い出してください。

 

購入商品のバーコードを読み取って精算しています。

 

その流れの中で、

 

バーコードが付与された金券類も一緒に読み取る訳です。

 

そうすることで、金券類の履歴管理ができます。

 

決して難しいことではありません。

 

一度考えてみてはいかがでしょうか?

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。