あなたのビジネスにおいて、

 

「先払い」の考えを取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

今では、流通や交通業界でプリペイド(カード)は一般的になりました。

 

これらは、運用にあたってコンピュータシステムを利用していますが、

 

内容はシンプルで「収入と支出を管理する」ことが中心です。

 

喫茶店のコーヒーチケットも同じ発想と言えますね。

 

別にプリペイドカードやコンピュータシステムなどなくても構いません。

 

ただ、お金を預かった証書などは必要でしょう。

 

そこで、あなたのビジネスに

 

「プリペイド方式を取り入れることはできないか」是非考えて欲しいのです。

 

事業者がプリペイド方式を採用することで、

 

①利用者から先にお金が入る(キャッシュフローからみると魅力)

 

②利用者が常連客となる(継続した収入が見込める)

 

③利用者の情報を得ることができる(今後の事業展開に活用できる)

 

などメリットが考えられます。

 

小規模事業者や個人事業主でも比較的簡単に

 

事業に合ったプリペイド方式を導入できるはずです。

 

エステや治療院などは、是非採用するべきでしょう。

 

さらに、事業間取引においても、このプリペイド方式は有効です。

 

上記のメリットは当然ながら、

 

「代金の未回収事故を防ぐ」ことができます。

 

業種によっては、非常に高い導入効果が見込める事業者もあり、

 

是非取り入れることをお薦めしたいですね。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。