私が社会人としてスタートしたとき、まさしくコンピュータの黎明期でした。

 

従来の事務処理がコンピュータに置き換えられ、効率化による時間短縮へとつながり、

 

やがて人員削減の道へ進みました。

 

確かに、業務効率化のもと人員削減が達成され、

 

さらに、オフィス全体業務が大幅に改善されたことにより、

 

勤務時間における「活動可能な時間がより増えた」ことは間違いのない事実でしょう。

 

コンピュータシステム導入が社会に拡がり始めたとき、

 

「この時間を有効活用しよう」という考えを

 

大きく唱える人は私の周りにいませんでした。

 

今でも、システム導入後に「時間を有効活用する」という観点から、

 

全社的に業務改善を実施している事業者は、まだ少ないような気がします。

 

これは、せっかく収集した顧客データを事業に活かせていない現象と似たところがあり、

 

時間をじっくりかけて顧客分析など実施することで、

 

何か発見できるチャンスを自らつぶしていることになります。

 

日本人は機械や設備などの資産を有効活用して、新しい価値を生み出すことは得意ですが、

 

データや顧客という現有資産を有効活用し、

 

価値を生み出すことには今一歩の感じがします。

 

企業にとって、今、一番大切な資産は「顧客資産(データを含めた)」です。

 

この顧客資産をいかに有効活用するかが、今後の事業活動における大きな課題であり、

 

企業の売上(利益)改善に直結する重要なテーマであると考えています。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、OA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計などに携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムの販売担当となる。
その後、カード後加工(エンボス、エンコードなど)の情報処理専門企業へ入社し、カードの総合的な知識を習得する。また、大手アミューズメント企業向会員管理の業務受託を通じて、プライバシーマークの取得・更新にもかかわった。(更新審査4回に立ち会う)
現在、ビジネスマッチングにも積極的にかかわり、多くの異業種コラボを実現している。顧客資産の運用アドバイスを中心にしながら、企業PR・商品やサービスPRなど販促活動も行っている。また、将来有望な人材に対して、セミナー開催や事業アドバイスなどの支援活動をライフワークとしている。