最近の顧客管理システムはクラウド上で管理できるタイプもあり、

 

一定の月額料金を支払うことで、

 

システム利用できるなど大きく変化しています。

 

従って、最低限インターネットに接続可能なPCさえあれば、

 

短期間でのシステム導入は可能です。

 

すでに、他の目的でネット接続されたPCを利用しているのであれば、

 

新しくPCを準備する必要はありません。

 

次に、資料など出力したい場合、やはり「プリンタ」があると便利です。

 

あとは、システム運用にもよりますが、

 

周辺機器として「スキャナー」

 

バーコード・シールなど出力できる「ラベルプリンタ」など考えられます。

 

また、顧客と企業をつなぐメディアについても、

 

今まではメンバーズカードに代表される

 

「紙やプラスチック製仕様のカード」が一般的でしたが、

 

現在、顧客の使用しているスマートフォンを会員証に代用するなど、

 

メディアの選択肢は増えています。

 

顧客管理と連動したポイントシステムを構築する場合でも、

 

カードリードライターなど専用読取機を準備する必要はなく、

 

タブレット端末を代用することで、

 

導入コストを抑えることが容易になっています。

 

これらの機器・メディアは、以前に比べると低価格となっており、

 

顧客管理システムの導入コストは、

 

大幅に下がっていると考えてよいでしょう。

 

顧客管理システムの導入にあたっては、

 

大手メーカーの機器やシステムを一括利用する方法もありですが、

 

全体的に導入コストは高くなるため、

 

そのあたり十分に考慮する必要があります。

 

従って、専門家に相談するなどひとつの方法です。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。