ビジネスに対する考え方は、本当に人さまざまです。
「売上や顧客を今まで以上に増やしたい!」
という人もいれば、
「理想な顧客とだけ一緒にビジネスを楽しみたい」
と考える人もいます。
どちらが「良いのか悪いのか」ではなく、
最終的には「本人の価値観や世界観」です。
自分の周りにも、上記両タイプの人がいますけど、
私は後者(理想の顧客とだけ)のほうが
見ていて素敵に感じますね。
変に力が入らず、「自然体でいる」ところが魅力です。
私が30年以上通う近所の理容店オーナーは、
まさにそんな人で、今は「常連客とその紹介」だけで
ビジネスを成立させています。
原則は予約対応のため、
空き時間ができると趣味の時間として有効活用するのです。
まったく気負いなど感じられません。
「こんな生き方ができたら・・・」とあこがれます。
ビジネスを組み立てるとき、
最初に自分が「どうありたいか・・・」と考えることが、
非常に大切なような気がします。
まさしく自身の価値観や世界観と
しっかり照らし合わせながら
目的や目標を定めることが、
より重要な時代になったのかも知れません。
こう考えるようになったことは、
やはり、年齢を重ねたからでしょうね。
この記事を書いた人
- 大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。
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