針を必要としない「ステープラー」。

 

多くの枚数をとじることはできませんが、針のないことで安心。

 

エコな商品であり、私も愛用しています。

 

消費者が商品やサービスの「価値」を感じ、

 

行動を起こすことで「購入」へとつながります。

 

商品やサービスの「価値創造」・・・

 

ビジネスでは非常に大切なことです。

 

ただ価値と言っても、いろんな角度から考える必要があります。

 

まず、商品やサービスが持っている価値要素の

 

「掘り起し」から始めてみましょう。

 

その場合、次の考え方をお勧めします。

 

それは、小阪裕司氏の著書価値創造の思考法という本の中で、

 

わかりやすく説明されています。

 

中でも、

 

「なぜ私が今、あなたからこの商品やサービスを

 

買わなければならないのですか?」という「究極の質問」が重要です。

 

この質問は、まさしく消費者の購買動機そのものを、

 

ダイレクトに掘り起こそうとしています。

 

商品やサービスを買わないのは、

 

買うための「明確な理由がない」から。

 

消費者に購入していただくためには、その「動機づけ」が必要です。

 

そもそも人は、理由がないと行動しません。

 

「売る」行為とは、

 

消費者に「買う行動の理由を与える」ことにほかならないのです。

 

これって、非常に的を得ていますよね。

 

この本を何度も読み返しましたが名著です。

 

ビジネスの本質が書かれており、

 

いつの時代にも通用する内容だと思います。

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。