あなたが毎月一定金額を支払っているもの(自動引き落としなど)

 

何がありますか?

 

電気・ガス・携帯電話・保険料など

 

銀行通帳を見るとよくわかります。

 

企業なら、COPY/FAX複合機のカウンター料金もそうですね。

 

これら、大きく捉えると「会員制」と言えます。

 

別に会員証などありませんが、

 

毎月一定金額をサービス提供側へ支払うビジネスモデルです。

 

この会員制の最大のメリットは、

 

企業(サービス提供側)にとって、

 

毎月安定した収益が見込めることです。

 

会員(顧客)にとっても、

 

毎月安定したサービスの提供が受けられます。

 

電気やガスなどは、

 

提供されて当たり前の感覚になっていますので、

 

もう少し感謝の気持ちが必要かもしれませんね。

 

そこで、あなたのビジネスの中に、

 

この「会員制」を採用することができませんか?

 

「会員制?・・・」

 

「うちでは200円手数料をいただいて、

 

カード発行し会員に特典を与えてるよ」

 

これも会員制のひとつですが、

 

私の考える会員制とは、

 

毎月(半年、年単位もあり)数千円から1万円近くの金額を

 

契約内容に応じて、会員(顧客)に支払っていただく制度です。

 

例えば、ソウトウェア販売会社が

 

「サポート料」をいただくケースがあります。

 

支払うことで、電話対応、緊急時トラブル対応など

 

様々なサービスを受けることができます。

 

会員制のスタート時の収益はわずかですが、

 

少しずつでも会員が増えることで、やがて安定収益となります。

 

この考えは「顧客資産」からの発想です。

 

ビジネスで大切なこと・・・

 

それは、

 

「顧客との信頼を構築し、

 

何度もお取引いただける関係になること」です。

 

「現在のビジネスにおいて会員制にできることはないか」

 

考えてみてはいかがでしょうか?

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。