スーパーへ買い物に出かけることは好きなほうです。

 

ちまたでは、「どんな商品に人気があるのか」など・・・興味があります。

 

あと、季節感も感じられますよね。

 

特に、野菜や果物、鮮魚を見ると、それがよくわかります。

 

あるスーパーですが、毎週火曜日の来店者全員に対して、

 

購入金額の5%を値引きしていました。

 

実は、このスーパー・・・「カード会員組織」があるのです。

 

特典として、

 

購入金額がポイント換算されます。

 

但し、毎週火曜日はポイント付与されない。

 

以前から、なぜ「来店者全員を値引き対象にするのか?」

 

と疑問に思っていました。

 

日頃の感謝という意味なら、

 

間違いなく「カード会員だけを対象者」にすべきでしょう。

 

ところが、

 

今でも「お客様を差別してはいけない」という考え・・・

 

一部では強く残っています。

 

そのようなお店では、当然すべて一律のサービスが適用されます。

 

本来、カード会員になる人は「常連客候補者」ですから、

 

この会員から得た購入情報など利用させていただく代わり、

 

そのお礼として値引きしますとしなければなりません。

 

これらの情報から、お店にとっての「貢献客を明確」にし、

 

さらに手厚い「おもてなし」をして、熱烈ファンへ育てていくのです。

 

先日、例のスーパーへでかけたところ、

 

値引き対象者は「カード会員のみ」と変更されていました。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。