広告と言えば・・・折り込みチラシ、フリーペーパー、屋外広告などが思い浮かびますよね。
今回ご紹介するサービスは、地域密着型ビジネスを展開されている事業所にとって、非常に魅力的な新しい広告手法です。

 

今は、リスティング広告・アフィリエイト広告・facebook広告など、ネット広告が主流となっていますが、まだまだリアル広告の効果は大きいですし、特に、地域密着型ビジネスにおいては、もっとリアル広告を活用するべきだと思います。

 

このたびご紹介するサービスは、カテゴリーとしてリアル広告の位置付けですが、とにかく発想がおもしろく気に入っています。
サービス名は「PRポケット」です。

 

簡単な特長として、

①地域密着型向広告 ②スーパーへ買物に訪れる女性客がターゲット ③看板にチラシポケットが付く

 

このPRポケットですが、ターゲットを「スーパー(地域密着)へ買物に訪れる女性客」にフォーカスしています。ターゲットを絞ることは大切なことですから、このターゲット層にドンピシャな事業所のご担当者には興味を持っていただけるはずです。

 

通常、スーパーにはレジ精算後、袋(レジ袋)などへ購入商品を詰め込むテーブルがあります。テーブル上には「ロール状の袋・セロテープ・ヒモなど」消耗品のまとまった器具が必ず備え付けられています。

 

その「ロール状の袋・セロテープ・ヒモなど」消耗品のまとまった器具と、広告看板がセットになっている姿をイメージしてください。これが「PRポケット」の正体です。常に、お客様の視界に入りますので、思わず広告看板を見てしまうのです。

 

また、この広告看板にはなんと「ポケットが付いている」ため、「ショップカードやクーポンなど入れて置く」と、興味を持ったお客様に持ち帰っていただけます。

 

さらに、設置場所がスーパーですから、お客様は定期的に何度も来店するため、見る回数が増えることで印象に残りやすく、事業所の宣伝効果としては非常に高くなります。地域密着型ビジネスを展開されている事業所にとって、ありがたい広告手法と言えそうです。

 

顧客管理の観点では「集客」の要素となりますが、ポイントは「広告を定期的に何度も見ていただく」ところにあります。人間の記憶は、「大部分が3日後に脳から消える」と言われており、定期的に何度も見せることで、「脳の記憶に残りやすい」という効果につながります。



地域密着型ビジネスを展開している事業所には、ちょっと変わった新しい広告手法になることでしょう。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。