ある程度の金額が発生する商談の場合、対面が一般的です。
例えば、不動産や車を購入するときなど、高額商談の場合、
最後は担当者に会って詳細な確認をし、納得してから手続きを進めます。
しかし、ビジネスでは「対面するという行為」にたどり着くまでが一番苦労します。
そんなとき、私の友人に教えてもらった方法ですが、これなら簡単にできると思います。
解体工事、塗装工事、リフォーム工事・・・など、施主に代わって、
周辺住民へお知らせするケースがよくあります(粗品を持って説明にまわります)。
通常、「工事期間を伝え、騒音や車両出入りなどのお詫びする」ことが多いです。
周辺住民もセールスとは違うことから(粗品もいただける)、案外話しを聞いてくれます。
これは、ある意味チャンスです!
このようなとき、お知らせだけで終わらせず、簡単な自社PRをしたらどうでしょうか?
「自社案内(工事実績・お客様の声を掲載)」や「お試し(少額)の案内」など、
社名や連絡先を印刷した「A4クリアファイル」に入れて、説明時、一緒に配布するのです。
いずれにせよ、周辺住民へ回らなければならない訳ですから、ついでの作業で済みます。
実は、この作業を愚直に続けたことで、受注実績を向上させた企業があります。
ここでのポイントは、
「本来行うべき作業」に「何かプラスできることないか?」と考える発想力です。
これなら、あなたでも簡単にできますよね。
この記事を書いた人
- 大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。
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