ビジネスを展開するうえで、やはり「安定収益」は気になるところです。

 

毎月安定収益があるだけで、多少心に余裕ができます。

 

そこで、スポット的な大きな商談を追い求め、または今後の研究なども可能です。

 

私は以前、IT業界にいたので「ハードウェアサポート料」「ソフトウェアサポート料」など、

 

定期的に収益があったことを思い出しました。

 

これらを「継続課金ビジネス」と呼びますが、あなたのビジネスにおいて、

 

このような仕組みを取り入れることができる事業はないか是非考えてください。

 

最近、定額を支払えば「1ヶ月間コーヒー飲み放題」という店舗もあるようです。

 

例えば、期間や限度を設け「ビール飲み放題」や「ワイン飲み放題」もありですね。

 

ビールやワインを飲まれる顧客は、必ずおつまみや料理を注文する訳ですから、

 

「何度も来店していただく」ことで、収益を確保することができるでしょう。

 

さらに、何度も来店していただくことで、「なじみのお店」という感覚が生まれ、

 

やがてお店の「熱烈ファンへと成長」することも考えられます。

 

継続課金する顧客を「会員」と捉えた場合、

 

そこから、似たもの同士のコミュニティが形成されることはよくある話しです。

 

最小コミュニティは「家族」だと思うのですが、今後のビジネスを考えた場合、

 

「コミュニティづくり」が重要なキーワードとなる気がします。

 

コミュニティづくりが、結局、「安定収益」へとつながっていくのです。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。