何か新しいことにチャレンジするとき、ワクワクすると同時に不安が消えません。
特に自分の知らない世界であればなおさらです。
私は若い頃、コンピュータ業界で働いていました(20代~30代半ば)。
別にコンピュータがすごく好きだった訳ではなく、
これからの「時代の象徴」という印象を強く持ったからです。
結果、現代は少なからずコンピュータに大きく依存する社会となっています。
この業界に入るとき、周りからは「おまえで大丈夫か?」と散々言われました。
コンピュータ業界とは、画面に向かってキーボードを打ち続けるイメージ。
しかし、これは間違いで、この業界は古くから分業制が確立されていたのです。
営業、SE(システムエンジニア)、PE(プログラマー)など・・・。
私は営業でしたから、コンピュータに向かったことなどほとんどありません(今は違うかも)。
営業は、顧客を含め対外的な交渉はもちろんのこと、社内スタッフとの交渉も必要です。
顧客からのトラブル対応も、原則、営業が行わなければなりません。
言い換えると、営業は「小さな集団」のマネージャーまたはプロデューサーですね。
営業の仕事は、各専門の担当者を信じ任せて、全体をコントロールする立場で
顧客の問題を解決するシステムを開発導入し、事業が円滑に進むようにすることだけです。
ポイントとして、「すべて自分ひとりで対応しようと絶対思わない」こと・・・。
この考えだけは、私の中で当時から今もまったく変わっていません。
この記事を書いた人
- 大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。
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