ビジネスでは、

 

「顧客との信頼関係が大切である」と言われます。

 

分かっているけど・・・

 

では、「実際は何をしたらよいのやら?」

 

こんな悩みを持っていらっしゃる人が多いと思います。

 

そんなとき、

 

「ミュージシャンがファンを育てて行く

 

プロセスを参考にする」と良いですよ。

 

ミュージシャンと言っても、

 

誰もが知っている有名人もいれば、

 

限られたファンに応援してもらっている人たちもいます。

 

正直、後者のほうが圧倒的に多い訳です。

 

そこで、彼らの行動とは・・・

 

多くのミュージシャンが、別の仕事を持っています。

 

音楽に関係のない仕事をしている人たちもいますが、

 

関連性のある「スクールの先生(指導者)」

 

生計を立てている人が多いです。

 

実は、スクールの先生になると、

 

大きな「メリット」があるのです。

 

それは、

 

①好きなことで指導料がいただける

 

②自分のファンになってもらえる可能性が高い

 

③指導することにより自分のスキルが向上する

 

以上が、大きなメリットでしょうか・・・。

 

特に②を注目したいのですが、

 

現在、指導してもらっている先生が、

 

バンドのメンバーとしてステージに立っていることは、

 

指導を受ける生徒として

 

「非常にうれしいことであり、誇らしい気持ち」でいっぱいです。

 

その延長線で、

 

「ファン → 熱烈ファン」に育って行くことも多いのです。

 

熱烈ファンに育った彼らは、

 

友人・知人をライブへ連れて来てくれます。

 

その友人がファンとなり、

 

またその友人を・・・どんどん環が拡がっていく感じです。

 

ミュージシャンは、

 

指導の場でコミュニケーションが何度も取れるし、

 

今ならSNSを活用することで、適度なコンタクトが可能です。

 

この「指導者と教え子の関係」ですが、

 

通常のビジネスにも応用できますよね。

 

「指導者とその生徒という仕組み」を

 

あなたのビジネスにも取り入れることはできませんか?

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。