最近、あなたの自宅へ企業から案内ハガキなどDMは届いていますか?

 

届いていたとしても、以前に比べると少ないですよね。

 

メールでの案内は多いですが、

 

自宅に届けられるDMの数は本当に少なくなりました。

 

DMの場合、印刷や郵送に費用が発生しますので、

 

メール案内のほうがお手軽だからでしょう・・・。

 

ただ、せっかくメール案内をしても、

 

「スパムメール扱い」を受けることもたびたびです。

 

ひょっとしたら、

 

大切なメッセージが顧客へ伝わっていないことも考えられます。

 

また、今ではブログ内(アメブロなど)で露骨なセールスをすると、

 

「商業扱い禁止」のためブログを削除されるようです。

 

なにかと、ネットの世界では制約が増えてきた感じがします。

 

その点、DMには原則何も制約がありません。

 

考えようによっては、

 

DMを送ったほうが、かえって目立つ感じさえします。

 

あるアンケート結果をご覧ください。

 

①50%の人はメールより、DMにより注目すると回答しています。

 

②60%の消費者は、郵便受けのDMチェックを楽しみにしています。

 

③98%の消費者は、DMが届いたその日に郵便受けから取り出しています。

 

そのうち、77%はその日のうちに開封するそうです。

 

いかがですか?

 

もし確実に反応を上げられるDMを作ることができたら、

 

自社のリストへ郵送したほうが、

 

集客を見込めるのではないでしょうか。

 

ここで勘違いがあります。

 

「DMはすべての顧客へ送らないといけない」

 

と考えている人が多いのです。

 

実のところ、

 

DMは「この人たちだけ・・・という発想」で構いません。

 

購入(利用)する可能性が高い人だけに送る方法です。

 

誰に送るのかを明確にするためには、

 

やはり「顧客管理が必要」となります。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。