「カードって種類が多いけど、顧客管理にはどのカードが適しているの?」
よく受ける質問です。
カードといっても、色々な種類があります。
メンバーズカード、ポイントカード、スタンプカード・・・など。
これらは、「カードの呼び方」であり、
大きく分けると「プラスチック製」と「紙製」という
素材で分けられます。
紙製の代表格が、「スタンプカード」。
特長として、低コストで比較的簡単に導入可能です。
今でも、非常に多くのお店などで利用されています。
一般的にカードというと「プラスチック製」のカードです。
カードの厚みによって用途は異なりますが、
「IC」「磁気」「バーコード」を本人認証手段として活用し、
最終的にはコンピュータシステムへと反映させます。
代表的なものとして、
「メンバーズ(会員)カード」や「ポイントカード」です。
こちらは、紙製カードよりコスト高になる点と、
カードに付随した「読取装置」や「ソフト」がないと
本来の威力を発揮できません。
しかし、導入することで「分析」など比較的簡単にできるため、
その後のプロモーション活動がとてもやり易くなります。
個人的にも、可能であれば
こちらのカード導入をお勧めしています。
従いまして、
冒頭の「顧客管理にはどのカードが適しているのか?」については、
「事業内容・規模・ご予算に応じて決めるしかない」という答えです。
また、経営者の事業に対する考え方によっても大きく影響します。
競合企業が導入しているから、自社も導入しようという考えではなく、
「今後の事業コンセプト」のもと、
カード導入をご判断していただきたいものです。
この記事を書いた人
- 大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。
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