あなたにも経験ありませんか?

 

お店を出るとき、スタッフなどに「お見送り」をされることがあります。

 

笑顔で「ありがとうございました」を言われると、

 

誰でも気分は良いものです。

 

企業では、エレベーターホールまで社員が同行し、

 

扉が閉まるまでお見送りされることもあります。

 

このような「おもてなしの心」は、

 

日本人独特な文化であり、素晴らしいものです。

 

ちょっとした「スタッフの気遣い」が相手の心に響きます。

 

グラスをうっかり倒して、テーブルに中身をこぼしたときなど、

 

まず顧客のことを心配して、それからテーブル上の処理、

 

最後には新しいグラスに注がれた「同じ飲み物」が届きます。

 

これら一連の行動が、

 

ごく自然に実践できているお店は、

 

顧客にとって「好感度が高い」です。

 

逆に、顧客が帰ったあとのテーブルに、

 

いつまでも食器などが、

 

置いたままの状態を見かけることがあります。

 

正直、あまり良い感じがしませんよね。

 

些細なことですが、顧客はよく見ています。

 

お店の料理も大切ですが、

 

気遣いの心はそれ以上に大切なことです。

 

繁盛店は、これらのことが、

 

ごく当たり前のようにできています。

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。