昨日、ビジネスパートナーと近況を話し合っていました。
そのとき、彼がこんな発言をしたのです・・・。

「顧客管理の考え方って、企業など組織の中でも一緒ですよね・・・」

「従業員やスタッフとの『信頼関係』が強固でないと、企業など組織は長続きしませんから・・・」

確かに!!
「企業など組織とお客様(顧客)との関係」を外向きの考え方、一方「企業など組織と従業員やスタッフとの関係」を内向きの考え方とすると、これらの共通語は「信頼」であり、結局「根本は同じである」という発想です。

顧客管理の話しをするとき、顧客から信頼を得て、永く取引いただける関係を作りましょう」と説明しますが、下線の文字を「顧客⇒従業員やスタッフ、取引⇒仕事して」と置き換えたら・・・

妙に納得できませんか?
自分はすごく納得できました。

顧客管理が外的な考え方とするなら、では内的な考え方とは・・・?
それは、「勤怠管理」でないかと。

顧客管理では、顧客と企業との関係を数値化(見える化/売上など)し、それらの分析結果を基に対策を考えます。
勤怠管理では、従業員やスタッフの行動を数値化(見える化/勤務時間など)し、それらの分析結果を基に対策を考えます。

根本は同じですよね。
ご存知の通り、2014年6月に「改正労働安全衛生法」が成立し、従業員50名以上の全事業所で「ストレスチェック」が義務化されます。

これは、国が「メンタルヘルス対策の充実・強化等」を目的として、全事業所に対し義務付けた法律であり、疲弊している従業員など救うものとして期待されています。

そこで、自分が今後掲げる課題のひとつとして、「勤怠管理」をテーマに考えていくつもりです。
今後は、社労士など仲間の協力を得ながら、このテーマに取り組んでいければと考えています。もし、この考えに共感し、一緒に挑戦したいと思った方は是非ご連絡ください。お待ちしております。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。