世間では「回収業者」と呼ばれるビジネスが存在します。

 

あるものを処分(引取)する対価として、お金をいただくビジネスです。

 

有名なところでは「産業廃棄物業」。

 

建築現場や工場などで出てくる廃棄物を処分(引取)してもらう訳ですが、

 

中には処分(引取)を依頼したにもかかわらず、後払いを理由に対価を支払わないまま、

 

逃げてしまう事業所も案外あるそうです。

 

財務上では、いわゆる「貸し倒れ」状態となります。

 

そこで、解決策として、支払いは「前払い」を原則とし、先に支払われた金額内で、

 

廃棄物の処理を行うように業務フローを見直しました。

 

具体的には、依頼する側の事業所(実際は運搬トラック運転手ごと)へ

 

「カードを貸与し、先に指定口座へ入金(チャージ)後、取引が始まる」業務フローです。

 

あなたが、今、交通系ICカード(スイカやマナカカードなど)を利用するイメージに似ています。

 

このシステムを導入して効果があったことは、もちろん貸し倒れリスクがなくなりますし、

 

チャージ金額が少なくなった事業所へ再チャージの案内などを実施することにより、

 

事業所の担当者とのコミュニケーション(顧客との接触)が生まれたことです。

 

さらに、チャージ金額に応じたポイントを付与させることで、

 

事業所の貢献度に応じた「利益還元」がスムーズに実施でき非常に好循環しています。

 

これは「顧客資産を有効活用」している好例だと思います。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、OA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計などに携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムの販売担当となる。
その後、カード後加工(エンボス、エンコードなど)の情報処理専門企業へ入社し、カードの総合的な知識を習得する。また、大手アミューズメント企業向会員管理の業務受託を通じて、プライバシーマークの取得・更新にもかかわった。(更新審査4回に立ち会う)
現在、ビジネスマッチングにも積極的にかかわり、多くの異業種コラボを実現している。顧客資産の運用アドバイスを中心にしながら、企業PR・商品やサービスPRなど販促活動も行っている。また、将来有望な人材に対して、セミナー開催や事業アドバイスなどの支援活動をライフワークとしている。