実は、私、ある高校の非常勤講師として教鞭を執っているのですが、

 

毎回授業の始めに、前回の振り返りを行います。

 

理由としては、「復習の意味」と

 

「特に注意する点など再度伝える」ためです。

 

これを繰り返すことにより、

 

私は「生徒が同じような間違いをしないで・・・」と願っています。

 

人は忘れることが当たり前のため、

 

「大切なことは何度も伝える」くらいでちょうどよいのです。

 

例えば、顧客へ大切なイベントなどご案内をする場合、

 

ハガキをすでに郵送しているから・・・

 

先日もご案内したばかりだから・・・(くどいと言われるかも?)

 

という理由だけで、

 

「もう伝えなくてもよい」と勝手に判断していませんか?

 

これは大きな間違いと言えます。

 

実際、顧客のほとんどは「忘れている可能性が非常に高い」です。

 

もし大切なご案内であるのなら、顧客が断らない限り、

 

最低3回くらいは顧客との接触を図ってください。

 

私の営業マン時代の話しですが、ある展示会への参加を促すため、

 

DMの郵送、ユーザー訪問時の案内、展示会開催前日の電話、

 

上司に指示され実施していたことを思い出しました。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。