「顧客との信頼関係を構築しましょう!」



本当によく言われるテーマですね。



「そんなこと・・・わかってるよ。じゃぁ、どうするの?」



私なら、次のように答えるでしょう。



「あなたが、ある人と出会い『友人関係になるまでのプロセス』を思い出してください!」



何かをきっかけにして、人と出会い、話しているうち「この人とは気が合うな」と感じます。



そこで、普通、「次に会う約束」をするでしょう。



これを「『何度も』繰り返す」ことで、双方の親密度が増し、やがて「友人となる」訳です。



シンプルにまとめると、このような感じではないでしょうか?



ここでの「ポイント」ですが、



『何度も』 → 会う回数のことです。



具体的には「相手とのコミュニケーション回数」



時間の長さではなく、あくまで『回数』です。



あなたは、ある人と1回に10時間以上話したからと言って、その人との友人関係をすぐ構築できましたか?



通常は無理ですよね。



極端な例かも知れませんが、やはり短い時間でも構わないので「コミュニケーション回数」が重要です。

 

あなたは、大切な人に対して、適度なコミュニケーションを取っていますか?

 

 

 

顧客との信頼関係においても、結局、このような感じではないのでしょうか・・・。

 

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。