長く仕事を続けていると、本当にいろいろな体験をします。

 

今回は「契約」に関して、いつも自分が心掛けていることです。

 

ビジネスでは「注文書や売買契約書」など、書面で約束ごとを決めるケースが多いものの、

 

時に「口約束」となることが実際よくあります。

 

ところが、今までは約束通りに支払われていた金額が、

 

あるとき、突然、相手の勝手な都合で減額され、

 

ひどい場合には支払われないことも・・・。

 

事前に契約書など書面を取り交わしても、残念ながら起きるケースが多々あるのです。

 

当時、知人の中には「少額訴訟の手続きをしたらどうか」と勧める人もいましたが、

 

煩わしさからか、中々踏み切ることができませんでした。

 

そんなとき、自分はこんな考え方をするようになりました。

 

「相手には何らかの理由があるのだろう・・・」

 

「自分がストレスを感じる位なら、きっぱり忘れよう!さぁ次へ!」

 

あなたは「なんだぁ・・・そんなことか」と思われるかも知れませんが、

 

自分の中では、これがベストな方法だと思っています。

 

正直、このような約束を守れない相手(取引先)とは、早く縁を切ることが賢明です。

 

仮に無理して付き合っても、いつか必ず同様な問題が起こります。

 

大変勇気のいることですが、「自分の中での決めごと」とすれば気にならないものです。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。