私の住む名古屋地区は喫茶店が多いところで、

 

「モーニングサービス」も非常に有名です。

 

土日の店内は、ほぼ家族連れで賑わっています。

 

さらに、名古屋地区の喫茶店では、

 

「コーヒーチケット文化」が定着し、

 

お店の常連客はコーヒーチケットを購入することが一般的です。

 

コーヒーチケットは通常7~8枚綴りになって、

 

少しお値打ち価格で販売されています。

 

また、そのコーヒーチケットはレジ横で保管できるよう工夫されており、

 

使い切ると同時に店主が次のチケット購入をすぐ勧めるのです。

 

原始的なアナログ方法ですが、素晴らしい仕組みが出来上がっています。

 

このコーヒーチケットですが、「先にお金を払う(チャージ制)」です。

 

なんと、今では当たり前となった「プリペイド方式」

 

喫茶店としては、お金をプールすることができて、

 

キャッシュフロー的にはすぐれものと言えるでしょう。

 

このプリペイド方式ですが、あなたのビジネスにも応用できないでしょうか?

 

何度も来店する傾向にあるサロン系ビジネスなど、

 

検討の余地があると思います。

 

何度も購入(利用)する可能性が高いのなら、

 

顧客へお得感をオファーし、

 

チャージしていただくことは、それほど困難でないはずです。

 

まずチケット(プリンタ出力で可)を準備し、

 

簡単な運用ルールさえ決めればすぐ始められます。

 

カードを利用する方法もありますが、

 

最初はスモールスタートでよいのではないでしょうか・・・。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。