ビジネスにおいて、「顧客の体験談」を興味ある人へ伝えることは非常に有効です。



顧客が商品やサービスを利用して、「想像通りの価値を感じた」とき、

 

それを「他人にも伝えたい」衝動に駆られます。



その気持ちをダイレクトに伝えることで、記事を読んだ人たちの中には、

 

商品やサービスの購入を決める人が必ずいるのです。



商品やサービスの購入を決断する際、すでに利用した人たちの声(体験談)は大きく影響します。



確かに、価格は気になりますが、最終的には「自分の価値観に合うかどうか」が決め手となります。



そのため、企業には「顧客の体験談を発信する場や仕組み」が必要です。



その中で、お薦めな方法として「ニュースレター」があります。



顧客との定期的な交流の場であり、体験談を掲載する場としても最適です。



特に、企業の「ファン層」には、積極的に発信していただきたいものです。



ファン層は、元々企業が提供する商品やサービスを好意的に捉えている人たち。



体験談の内容によっては、商品やサービスを購入してくれる可能性がかなり高くなります。



不思議かも知れませんが、顧客は企業が提供する商品やサービスについて、案外わかっていません。



従って、これらを顧客に理解していただくためにも、

 

ニュースレターを通じて顧客の体験談を掲載することは非常に有効なのです。



あなたも、是非取り入れてみてはいかがでしょうか・・・。



必ず効果があらわれますよ。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。