顧客との信頼関係を構築するため、「顧客との接触回数を増やす」ことが大切と言われます。

 

接触回数という言葉から、「顧客に何度も会わなければ・・・」と考えがちです。

 

確かに、顧客と会うことがベストであることは間違いありません。

 

でも、毎回、顧客と会うための「ネタ探しや理由づくり」は大変です。

 

そんなとき、顧客と会わなくても、関係性を継続できる方法があったとしたら素敵ですよね?

 

そのひとつの方法として、

 

「請求書発送を利用する」ことがあげられます。

 

毎月、顧客へ発送する請求書の封筒に「あるもの」を同封しましょう。

 

あるものとは、

 

現在、事業所がイチ押しの「商品やサービスのチラシ」などで構いません。

 

可能なら、チラシに対し顧客がイメージしやすいような、

 

「事例など簡単な紹介」をプラスするとグッドです!

 

また、近々、開催予定の展示会やセミナー、個別相談会の案内、ニュースレターなど・・・

 

同封できるものは、いろいろ考えると案外ありますよ。

 

請求書の送付先は「事業所の顧客」であり、請求書に同封されていることから、

 

一般的なDMよりは、顧客に見ていただける確率が高いはずです。

 

どうですか?簡単ですよね・・・しかし、実際に行っている事業所は少ないと思います。

 

大切な「顧客資産を有効活用」したいのなら、すぐ始めてみてはいかがですか・・・。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、コンピュータ専門商社でOA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計など携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムに出会う。業界30年以上のキャリアがある。現在は、「事業の利益改善には、顧客管理を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することが最も重要である」との考えから、顧客資産の運用方法、さらに異業種とのアライアンスの推進など、経験に基づいたアドバイザーとして名古屋地区を中心に活動を続けている。また、事業の中に「なんらかの会員制を導入するべき」と提言し、導入方法などのアドバイスも行っている。「ポイントシステム(カード等)と連動した顧客管理の構築」、「個人情報保護管理体制の整備」など、情報セキュリティを含めた顧客管理に関する分野の専門家。最近では、事業目的や内容が近く、双方にメリットの感じられる企業や人同士を「つなげる」ためのコーディネート実績も多い。