カードを活用した顧客管理システム・・・通常、店舗型ビジネスで活用するシステムと連想しがちです。いわゆるBtoC向システムであるという考え方。果たして、本当にそうでしょうか・・・?

 

カードを活用した顧客管理システムは、顧客へ「会員カード」を貸与し、特典を付与することで、何度も取引していただくための「顧客と企業の接点」として成果をあげてきました。カードが「顧客接点ツール」と言われる理由です。これからも、店舗型ビジネスにおいて、一定の働きをすることは間違いないでしょう。

 

ただ、カードを活用した顧客管理システムは、店舗型ビジネスだけのものではありません。実は、すべての事業に関係することであり、顧客管理の考え方次第で企業の業績は改善されます。残念ながら、このことに気づいていない経営者が多いと感じています。

 

カードを媒体(接点)として利用することは、企業対企業(BtoB)においても十分可能です。
例えば、利用料などカードへ「チャージ(先払い)」していただくことで、企業の貸し倒れリスクを軽減できます。特に、代金回収リスクの高い業界など、この方法でカード利用すると良いでしょう。

 

また、利用料に応じてカードへ「ポイント付与する」ことも簡単にできます。これは、利用額の多い企業に対し、何らかの特典を与えることで、さらなる取引をしていただくための販促効果が期待できます。店舗型ビジネスの「売上貢献客」には、さらなる「おもてなし」をする発想と似ています。

 

このように、カードを活用した顧客管理システムは、BtoBでも利用価値があります。
「顧客とのつながり」を意識した仕組みさえ整えば、企業にとって大きな資産となることでしょう。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、OA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計などに携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムの販売担当となる。
その後、カード後加工(エンボス、エンコードなど)の情報処理専門企業へ入社し、カードの総合的な知識を習得する。また、大手アミューズメント企業向会員管理の業務受託を通じて、プライバシーマークの取得・更新にもかかわった。(更新審査4回に立ち会う)
現在、ビジネスマッチングにも積極的にかかわり、多くの異業種コラボを実現している。顧客資産の運用アドバイスを中心にしながら、企業PR・商品やサービスPRなど販促活動も行っている。また、将来有望な人材に対して、セミナー開催や事業アドバイスなどの支援活動をライフワークとしている。