昨日、主催するコミュニティで、CM制作など映像の専門家から「現在の広告業界」についてレクチャーを受けました。

 

 予想はしていましたが、SNSの登場により広告業界はすっかり様変わりしたようです。テレビCMに関しては、以前と比べて予算が大幅に減ったことで、クオリティーが劣化したとのこと。これはCM制作に限らず、番組制作についても同じことが言えるでしょう。

 

 まず、テレビを観る時間が明らかに減っています。総務省の調査(2013年の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」)によると、全体平均では前年調査から16.4分減少しています。特に、40~50代については40分以上も減っています。確かに、自分も最近はテレビをほとんど観ていません。一番の理由は、「観たくなる番組がないから」これに尽きますが・・・。

 

 この減った時間・・・大幅に減った年代層でもある自分の例では、間違いなくネットを観ている時間に相当します。何を観ているかと言えば、お気に入りのミュージシャン映像をYouTubeで楽しんでいるのです。このようなケース、案外多いような気がします。

 

 さて、広告業界も当然ネットを意識している訳ですが、従来のような「商品やサービスの特徴や違いなど」イメージだけをアピールしても視聴者には響きません。いわゆる企業目線では通用しない訳です。でも、これに気づかない(変化に対応できない)制作者も多いので、なかなかネットでの成功に至らないようです。このあたりについては、広告業界に限らずすべての業界で同じことが言えますね(商品の特徴や違いだけをアピールする営業マンって未だに多いです)。

 

 そこで、「今後の広告はどのように制作されるべきか」を考えた場合、顧客目線に立ったマーケティングを強く意識すること、そのためには「顧客が商品やサービスを利用することで得られる満足感(ベネフィット)を表現した画像・映像を取り入れること」が非常に大切であると話してくれました。また、「相手の話しをよく訊くこと」・・・相手の意図を汲み取り咀嚼し、自分の考えと大きなズレがないかを常に確認しながら作業を進めるなど、当たり前なことですが愚直に続ける重要さを教わりました。

 

この記事を書いた人

大久保 久明顧客管理・顧客資産運用アドバイザー/情報セキュリティ管理士
大学卒業後、OA機器およびシステム販売、サプライ品販売、コンピュータ帳票の設計などに携わる中で、カードを活用した顧客(会員)管理システムの販売担当となる。
その後、カード後加工(エンボス、エンコードなど)の情報処理専門企業へ入社し、カードの総合的な知識を習得する。また、大手アミューズメント企業向会員管理の業務受託を通じて、プライバシーマークの取得・更新にもかかわった。(更新審査4回に立ち会う)
現在、ビジネスマッチングにも積極的にかかわり、多くの異業種コラボを実現している。顧客資産の運用アドバイスを中心にしながら、企業PR・商品やサービスPRなど販促活動も行っている。また、将来有望な人材に対して、セミナー開催や事業アドバイスなどの支援活動をライフワークとしている。